今年も古文書講座がスタートしました!
こんにちは、佐賀県立図書館です。
今年も古文書講座がスタートしました!
そこで、古文書講座と、県立図書館の古文書についてご紹介します!
古文書講座について
県立図書館では、年度初めに受講生を募集して、1年間通して古文書を学ぶ「古文書講座」を毎年開催しています。
今年も講座がスタートし、定員いっぱいの講座参加者が集まってくださいました。
皆さん、初回から熱心に講師の話を聞き、メモを取られていました。
講座生の方々は、幕末維新博覧会の一番のサポーターといっても過言ではないのではないでしょうか*^v^*
そして、今年は「応用編コース」と「実践編コース」のテキストとして、明治維新関係の古文書が使用されています!
例えば、実践編コースで使用されている古文書は「籌辺新編 蘭人風説」(ちゅうへんしんぺん らんじんふうせつ)というもので、長崎警備にあたっていた佐賀藩が、幕府とは別のルートで入手していたオランダの情勢が書き記されています。
この情報は鍋島直正にも献上されていたということです。
この古文書の中には「エゲレス」や「エルリオット」などのカタカナが記されています。古文書と言われると構えてしまいそうですが、実は親しみやすい文章なのかもしれません!
また、今年の古文書講座の募集はもう終わってしまいましたが、
現在行われている講座のテキストは随時、閲覧することができますよ!
図書館2階の「郷土資料室」に、それぞれのコース別にファイルにまとめています。
(郷土資料室に入って、南側壁際です↓↓)
先ほどの「籌辺新編 蘭人風説」(ちゅうへんしんぺん らんじんふうせつ)の写真も、このファイルにまとめてあります♪(
「応用編コース2」テキストから、古文書「長崎贈答」の写真です。)
このように、古文書と解説がセットになっているので、とても読みやすく、わかりやすくなっています。
明治維新150年という記念すべき年に、古文書を学び、当時の文献を読み解いてみませんか???
そして、皆さんも、幕末維新博覧会のサポーターになりましょう!(*^o^*)
図書館で学べる古文書
古文書講座以外にも、先ほど紹介したように、古文書講座のテキスト閲覧などで、古文書を学ぶことができます。
また、図書館2階の郷土資料室や資料調査室には、古文書を写して製本したものを多く配架していますので、
古文書を読むことのできる方や、古文書に触れてみたい方はコチラも手にとってご覧ください!
<郷土資料室にある古文書の複写本の棚です↓↓>
<古文書の複写本はこの分類番号「S複県」が目印です↓↓>
また、古文書を読み解く入門編ということで、県図書ホームページでは、
「くすクスくんのweb版古文書入門」を公開しています。
(URLはコチラ→http://www.tosyo-saga.jp/kentosyo/web-komonjo/oshirase.html)
まずは、身近にあるものから、古文書に触れてみてくださいね!
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佐賀県立図書館ホームページ:http://www.tosyo-saga.jp/kentosyo/
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