『佐賀県近世史料』のこと、ご存知ですか?

   
   

みなさん、こんにちは!

幕末維新博覧会のメインパビリオンである、幕末維新記念館のお隣

佐賀県立図書館です♪

 今日は、佐賀県立図書館で作成、貸出、販売をしている『佐賀県近世史料』についてご紹介します。


佐賀県近世史料』とは・・・

 県立図書館で行っている、くずし字などで記された佐賀県の近世史に関する重要な資料を活字化し刊行する、

佐賀県近世資料編さん事業の一環で刊行されている資料集のことです。

 『佐賀県近世史料』は、佐賀県の近世史を解明する基本資料として伝えられた多量かつ多様な文献資料を系統的に整理、解読、刊行することにより、県内の市町村史編さんなど郷土の歴史の解明に役立てるとともに、県民のみなさまに対し佐賀県の歴史的文化遺産の普及を図ることを目的としています。

 全40巻刊行予定で、現在までに26巻分を刊行しています! 毎年度1冊のペースで刊行しているんです!!

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↑↑これまでに刊行した『佐賀県近世史料』です。


 今までに刊行したもののうち、第1編が佐賀本藩編ということで各藩主の年譜をまとめています。肥前さが幕末維新博覧会でも紹介している、佐賀10代藩主鍋島直正の年譜もこの第1編第11巻に掲載しています 他にも佐賀支藩編や、対外交渉編、思想・文化編、文学編など様々な観点から、近世の佐賀を知ることができるようになっています。

 ちなみに、幕末維新期の佐賀藩を知る参考となる『佐賀県近世史料』として、 長崎警備などを含めた幕末佐賀藩の動向や長崎港に来航した外国船などの状況を、絵図などでも知ることができる第5編(対外交渉編)第1巻・第2巻。 鍋島直正の教育係となり、直正に大きな影響を与えた古賀穀堂の著作や書簡をおさめた第8編(思想・文化編)第4巻もあります。


 今春は第10編(宗教編)第6巻(通巻26冊目)として、『彦山権現御祭入具帳(ひこさんごんげんおまつりにゅうぐちょう)』や『肥前国御檀中芳名録(ひぜんのくにごだんちゅうほうめいろく』等「佐賀の山岳信仰」に関する史料集を刊行しました。

 佐賀の歴代藩主は、日本の三大修験道のひとつである英彦山及びその分霊を迎え祭る嘉瀬の徳善院を信仰していますが、『彦山権現御祭入具帳(ひこさんごんげんおまつりにゅうぐちょう)』は、その徳善院で3年に一度行われる彦山祭について書かれています。鍋島家が、彦山権現の信仰に深く関わっていたことがわかる資料です。

 『肥前国御檀中芳名録(ひぜんのくにごだんちゅうほうめいろく)』には、藩主鍋島家を始めとして、家臣団、百姓、町人に至る名前が記されていて、当時存在していた村やそこに住んでいた人々の情報を得ることができるんですよ!

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          口絵 彦山権現御祭入具帳〔本文〕

  (公益社団法人鍋島報效会所蔵〔佐賀県立図書館寄託 鍋島家文庫〕)

佐賀県近世史料』は、当館で閲覧・貸出、販売も行っています

実際に手に取って読むことも借りることもできますので、是非御覧ください!

↓↓今春刊行した第10編(宗教編)第6巻について、詳しくはコチラ
http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00361413/index.html


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