世界遺産とは…?

   
   

ゴールデンウィークのニュースとして、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本)について、世界文化遺産に登録するよう勧告したと発表されましたね。


世界遺産への登録は6月24日~7月4日にバーレーンで開かれる世界遺産委員会で正式に決まりますが、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が登録されれば、国内で計22件目の世界遺産になるんです。

佐賀県の三重津海軍所跡を含む「明治日本の産業革命遺産」が登録されて以降、九州からの世界遺産登録が続いていますね。

「そもそも世界遺産って何?」、「どのようなものが登録されるの?」と疑問に思っている皆さん!

今日は、世界遺産についてみていきましょう!


世界遺産とは...?

世界遺産とは1972年ユネスコの総会で「世界遺産条約」が採択されて1978年に初めて12件が登録されました。

人類全体のための世界の遺産を損つけたり、破壊することがないよう大切に護るために、国際的な協力・援助体制を整えたんですね。


世界遺産には3つの種類があるのこと、ご存知ですか?

1つ目は...「文化遺産」

文化遺産.JPG

"人"が関わってつくられたもので記念物、建造物、遺跡や文化的景観などが対象です。

世界では、インドのタージ・マハル遺跡などがあり、日本では「姫路城」や「富岡製糸場」、そして昨年登録された「神宿る島 宗像・沖ノ島関連遺産群」など17件ありますよ。

もちろん、三重津海軍所跡を含む「明治日本の産業革命遺産」も文化遺産として登録されています♪


2つ目は...「自然遺産」

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"自然"の中でつくられたもので地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地などが対象です。

世界では、オーストラリアのグレート・バリア・リーフなどがあり、日本では「屋久島」、「知床」など4件が登録されています。


3つ目は...「複合遺産」

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文化遺産と自然遺産の両方の要素がある「複合遺産」。

日本にはまだ複合遺産はありません。

世界では、ペルー共和国のマチュピチュの歴史保護区などが複合遺産として登録されています。


じゃあ、世界遺産に登録されるのってどういうものなの?

世界遺産に登録されるためには3つの条件があります。

1つ目は...

資産が「世界遺産の評価基準」に合致していること。

文化遺産は6つ、自然遺産には4つの「評価基準」があって、その中の1つ以上を満たさなければなりません。

2つ目は...

資産が「真実性」および「完全性」の条件を満たすこと。「真実性」とは、レプリカとかではなく本物が残っていて、文献などで本当に存在したことが証明されなければなりません。また、「完全性」という点では、その資産がどのくらいきちんと残っているかが重要になります。

3つ目は...

資産を確実に保護していくための体制がきちんと整えられていること。今後、傷つけられたり、壊されたりすることがないよう、文化財保護法といった法律や制度で保護していく仕組みが作られていることも、とても重要なんです。

この3つの条件を満たして、

「顕著な普遍的価値を有する」と評価されます。これは、「いつの時代の誰が見ても文句なしに素晴らしいと思えるもの」ということで世界遺産は「過去、現在、そして未来へと私たちが守り続けていくべき人類の宝物」と言えるんですね。

世界遺産.JPG




「じゃあ、 三重津海軍所跡の価値ってなんなの?」

明治日本の産業革命遺産の構成資産として世界遺産になった三重津海軍所跡の価値は大きく3つ!!

・幕末における洋式の海軍が成立していく様子がわかること

・西洋の技術と日本古来の技術をうまくかけあわせて試行錯誤のうえ作り上げたことが分かること

・有明海の自然の力を活かした、先人たちの知恵と工夫がみられること

三重津海軍所跡は、西洋の技術を取り入れながら、自分たちの力で近代化を目指していた姿がよくわかる場所です。

三重津の価値.JPG



どうですか?「世界遺産」について、興味がわいてきませんか?

おおっ?どんなところかますます気になってきましたよね?

続きは三重津海軍所跡・佐野常民記念館で!!

皆様のご来館、お待ちしています♪



【お知らせ】

世界遺産・三重津海軍所跡を舞台としたショートムービー「恋する、みえつ。」配信中!

公開ページ:http://mietsu-sekaiisan.jp(三重津海軍所跡ホームページ)

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